夜明けの背景

わたしがただ、わたしでいるために

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選ぶということ。

自分の好みに合わせて、なりたい自分を想像して、

私だけの選択をすること。

それは、私の心を躍らせ、ときめきを与え、

時に背中を押してくれたりもする。

でも、人生のあらゆる場面で、

”選ぶこと”を諦めなければならない時はやってくる。

「デザインは好き。でも、自分のからだには合わない...」

「やりたいけれど、車椅子のわたしには、無理かも...」

そんな私を、もう解放してあげよう。

美しい自分も、

弱い自分も、

昔の自分も、

今の自分も。

わたしはただ、わたしでいい。

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障がい者ビジネスの

構造を変える

代表

井上夏海

当初、障がい者向けファッション市場にビジネスとしての可能性を感じた私は、「障がい者向け下着ブランド」を立ち上げようとしていました。日本ではあまり認知されていませんが、「障がい者市場」というのは世界で最も大きい未開拓領域と言われていて、このビジネスで成功することは私たちAonCにとっても、障がい者の方々にとっても、とても意義のあることだと感じたからです。

具体的なビジネスプランを進めていくにつれて、この市場の課題や難しさを痛感していきました。多くの企業が社会貢献として障がい者向けの領域に投資していて、ダイバーシティの実現に向けた努力をしていますが、障がいを持った方からのリアルな声は、「自分たちに向けられた製品は未だに“福祉感”の強いものが大半で、心から欲しいと思えるものがない。むしろ、社会との境界線を引かれているように感じる」という切実なものでした。

企業側も障がい者に歩み寄ろうと真剣に試みているのに、企業がやろうとしていることと、障がい者の方が求めていることには大きなズレがある。同時に、企業が行っている現状の社会貢献では限界がある。それに気づいたのです。

まずは、このズレを解消するために「企業と障がい者の間の距離」を縮め、意味のある社会貢献へと昇華させるべくメスを入れなければ、この業界は変わらない。改めて今、本当に必要とされていることは、いったい何なのだろうか。企業の投資をより意味あるものにするために、障がい者の方にとって本当の意味で包括的な社会を実現するために、AonCがやるべきこと。

それは、「障がい者ビジネスの構造を変える」ことだと思っています。

最初のきっかけは、「下着ブランドの立ち上げ」だった私ですが、本来やるべきことはずっと大きくて、より本質的な課題に向き合うことだと気づきました。障がいの有無に関わらず、”どうありたいかは私が決める“と言える世界を、少しずつ、でも確実に、AonCが実現していきます。